中国磁石販売株式会社
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フェライト磁石

フェライト磁石

一般概況

フェライト磁石は1930年代に日本の東京工業大学の加藤与五郎と武井武によって発明され、1950年代にオランダのフィリップス社によって工業化されました。酸化鉄を主原料にしてバリウムや、ストロンチウムなどを微量加えて成型し、焼結して造られているのでセラミック磁石とも呼ばれています。

生産状況

中国は今世界の工場であると言われていますが、磁石の分野でもまさに世界の工場になっております。ネオジム磁石の場合、全世界で使われている量の80%以上は中国で作られていま。理由は簡単ですが、ネオジウムを含めた希土類元素の90%以上は中国によって産出されているからです。ネオジウム磁石の成長が磁石産業全体の成長をもたらしました。近年、ネオジウム磁石を中心にサマコバ、アル二コ、フェライトを含めた、世界一規模の磁石生産基地が浙江省寧波市を中心に形成されております。

フェライト焼結磁石

一般的に言うフェライト磁石はフェライト焼結磁石のことであります。酸化鉄を主原料にしてバリウムや、ストロンチウムなどを微量加えて成型し、焼結して造られています。磁力はネオジム磁石の1/5〜1/10程度ですが、比較的安定な磁気特性や優れた耐食性にコストが低いといった利点からスピーカーや汎用モータなどに使われ、世界的にも最も数多く使用されている磁石です。しかしセラミクスの一種ですので比較的割れやすい欠点があります。又、低温(-30℃以下)での減磁に注意する必要があります。最近は、性能に優れたランタン・コバルト系フェライト磁石が自動車電装用モータや家電用モータに使われるようになっています。この磁石は、ストロンチウムの一部をランタンで置換して鉄の一部をコバルトで置換することで磁気特性と温度特性を大幅に向上させていますのでモータなどの小型・軽量化が可能となります。

フェライトボンド磁石

ボンド磁石は、磁性粉にゴムやプラスチックなどの結合材を少量混合して成型固化した磁石です。結合材は、ゴム磁石では塩化ビニール、塩素化ポリエチレンゴムなどの各種エラストマー、ニトリルゴムなどが使われています。プラスチック磁石ではナイロン、PPS樹脂、エポキシ樹脂などが使われています。成型は、ゴムー磁石がカレンダーロール成型や押し出し成型、プラスチック磁石は圧縮成型、射出成型が用いられています。フェライトボンド磁石は焼結磁石と比べると磁力が半分程度しかありませんが、複雑な形状のものでも製造ができ、使いやすくコスト的にも有利なことから、OA機器向けのリジッドボンド磁石や小型モータ用磁石などの需要があります。

当社の取組

我々中国磁石販売株式会社は、長年中国と貿易する経験を有し、多くの磁石メーカーと協力関係を築いてまいりました。高品質なものを低コストで、迅速にかつ安定した供給で皆様の多様なニーズに答えていく所存であります。フェライト磁石は、標準品のほか、全てオーダーメイドで取扱しております。 磁気特性表をご参考になってまず気軽にご要望をお聞かせください。

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